77designzの1piece stemはオススメじゃないかもしれない

結論から先に書くと割れる!!涙

コンパクトで主張のないミニマルなデザインで好きなメーカー77designz
ここのバッシュプレートは長らく愛用しているしチェーンリングをちゃんと守ってくれて非常に助かっている

そんな中、2019年のシーオッターか何かで新しいステムが発表された

35mmのクランプで突き出し35mmからスタート
突き出し35mmは69gと超軽量
クランプ部の肉も薄く限界まで攻め切ったデザインである
さすがドイツのメーカー、ここまでやらんでも良くない?

と思いつつその後ネットサーフィンしてたら早速買えるようになってたから発注
納期2ヶ月ぐらいかかったが9月ぐらいに着弾

すげぇマジで軽い
ついでに同メーカーのハンドルバーも買ってたのでこっちも計量

ハンドルバーとステムで310g!!35mmのステム、ハンドルバーでこれは驚異的じゃなかろうか
ちなみにそれまで使ってたフォルモサの31.8のカーボンバーとDMRのステム(32mm)

こっちもそこそこ軽い組み合わせだけど335g
径が増して軽くなるとか意味わからん

しかしハンドルバーは別の記事にも書いたけど35mmの恩恵を受けれるものではなかったので早々に使うのはやめてOneUpのカーボンバーを使っていた

しかしこの組み合わせなかなかシュッとしてて見た目の満足度が高い

そういう訳で軽くもなったし見た目も良くなったしもうやることないぜと思っていた

そして使うこと約半年、相変わらずリンクの調子が悪くてPropainに保守部品の発注のためガチャガチャやってると前の方からパキパキ音がする
なんの音だよってボーッと見てると…


ん?


あれ??

割れてるじゃねーか!


一番肉の薄いクランプ部がキレイにパキンと割れてる
もちろんトルクレンチ使って過大なトルクはかけないように気をつけていた
ステムずれるようなクラッシュも覚えてる範囲だと一回しかない

MTBのステムって割と頑丈に出来ていると思ってたからこれにはかなり驚いた
やっぱり肉薄すぎだったか〜ということで泣く泣く使用停止
ハンドルバーはもちろんキズもないからステムの交換だけをする
初心に帰って頑丈さ重視のクロマグBZAステムにした

という訳で行きすぎた軽量化は諸刃の剣だなと改めて思ったので購入はオススメしない
しっかし国内でBZA買うとビックリするぐらい値段高いな…

(追記)
俺の中で留めとくのもどうなのかな?と思い77designzにステムが壊れたことを報告してみた
好きなメーカーだし今後の製品開発に活かせればなと
そしたらなんか製品に不良あるかもなんて回答が
なんか対応してくれるみたいなのでまた進展あれば書く
とりあえずこんな異国の地の変人にもちゃんと対応してくれる77designzは素晴らしいと思う

(2021/3/12追記)
交換品を送るよとのメールを77からもらってその後こちらから催促することもなく完全に忘れていたら購入したBike-componentsから今更リコールのお知らせメールがきた
シリアル確認すると当然該当する
メールを見るとBike-componentsを介しても77直でもどっちでもオッケー、シリアルの写真送ってくれたら対策品に交換しますとのことだった
というわけなので信頼のおけるBike-componentsを介してやりとりすることに決め写真を送ることにした

(2021年3月16日追記)
pinkbikeでも記事になった
どうやら使った材料に欠陥があったみたいで強度がちゃんと出てなかったとのことである
pdfに破損の写真あるけど俺のと同じ感じだな
Bike-componentsに写真は既に送ってるけどまだ返事はこない








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