理由は後述する。
少し前からFidlockのボトルをマウンテンバイキングで利用している。
なぜこれかって理由は別のとこにも書いた気がするけど、ボトルケージが目立つのが嫌だったからである。それだけ。
そもそもマウンテンバイクで特に下り系でボトルなんているのかよって意見もあると思うが、この点に関してはボトルあったほうが便利だよと言いたい。
ゲレンデオンリーなゴリゴリダウンヒラーならたしかに駐車場でドリンク飲めばそれで良いかもしれないがトレイルを走るとなるとやはり飲み物は持ち歩く必要が出てくる。
俺も以前はボトルなんていらねーしペットボトルをリュックに入れときゃいいじゃんって思ってたしもっともなんだけれども、いちいちリュック下ろすのもめんどくさいしその度に小休止挟むのも面倒だったりする。
その点、ボトルケージにドリンクがついてるとサッと飲めてまぁとにかく良いのである。
真夏にロングライドするならハイドレーションのほうが良いけども、ハイドレーションは洗ったり乾かしたりするのがちょっと面倒。
ボトルはとにかく気軽にサッと飲めて良いのだ。
という訳で一回使ったらなかなか便利で外せぬ装備になる。
で、今回テーマのFidlockのボトルだが、これはいわゆるボトルケージを必要とせずマグネットでボトルを取り付けるものになる。
もちろんボトルは専用品が必要になるが、これがなかなか便利で取り付け取り外しにはストレスを感じないし容量も600mlとまぁ必要な分は入る。
もちろんドンドコ下っててもボトルが脱落することもない。
落とすのはだいたい登ってる時に左膝がちょっと当たってとかしかない。
マジで飛んだり跳ねたりしても大丈夫だし根っこだらけの激しすぎるトレイルでだって問題なし。
その点の安心感は保証する。
が、致命的な問題がある。
それはというと台座が弱すぎるのである。
台座がこんな感じに割れてしまう。
一つ誤解を与えないように書くと普通に使ってたらこんな壊れ方はしない。
マウンテンバイクで下ってると大なり小なりクラッシュすると思うがその時に壊れるのである。
で、必ず壊れる訳ではなくこれは構造的な欠陥みたいな感じで対処のしようがない。
まずボトルの外し方なんだけどもこれは右方向に捻ることでボトルがリリースされる仕組みになっている。
一方で左側に捻っても台座が邪魔をしてボトルは外れない
という仕組みになっている。
で壊れる時というのがこんな感じ。
要は動かない方向に力がかかるとどこかが壊れてボトルがリリースされるのだが、その壊れる部分が台座になる訳である。
結果写真のように見るも無残な姿になる。
ちなみにこれはクラッシュだけではなくバイクを左側に倒してしまった際にも発生する…。
バイクの写真を撮ろうと思ってバイクを立てようとしてた際に誤って倒してしまったのだが、ドリンクの入ったボトルの重さに耐えきれず台座がぶっ壊れてしまった。なんて弱さだ。
なお一年ぐらいこのボトルを使ったような気がするけどその間台座を壊したのは三回。
一回目はすっ転んでバイク放り投げた先に運悪く切り株がありボトルがヒット
二回目は前述の写真撮ろうと思って倒した時
三回目はコーナーでぶっ飛んだ時
基本誰にも頼れないパーツばっか使ってるのでよく訓練された俺は当然台座の予備はたくさん用意していたがついに残すところあと2個になってしまった。
この台座、国内通販では買えないので渋々海外通販で購入しているが送料もあってなかなか安価には調達できない。
ちなみにボトル側は台座が壊れてくれることもあってなかなか壊れない。
少し割れてる部分もあるが使用上は問題ない。
台座の部分は樹脂じゃなくて金属で作ってくれないかねぇほんと。
もしくは強い力がかかった時にボトルがリリースされるような仕組みが必要なんじゃねーかなと。
という訳でこのボトルを検討しているマウンテンバイカーは必ず台座が壊れることも想定して台座の予備を用意しておく必要がある。
そんな金かかるしめんどくせぇの嫌だという人は普通のボトルケージを使うほうが絶対にいい。断言する。
俺は予備の台座が全部壊れたら普通のボトルケージに交換するつもり。
なおそうそうクラッシュすることもないロードやグラベルツーリングとかでは片手でさっと取れるこのボトルはやっぱり便利なんじゃないかなと思う。
あくまでトレイルライドに使うにはよろしくないというのが俺の使用した上での感想である。
あくまでトレイルライドに使うにはよろしくないというのが俺の使用した上での感想である。
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