車中泊ベッドの再作成

最近仕事が忙しくて全然プライベートな時間がとれない
もちろん山には行ってますが…

僕はステップワゴンRF3をトランポがわりに使っています。
リアシートを外してイレクター で組んだベッドを乗せていますが、突貫で作ったせいかなかなか邪魔でいつか作り直そうと考えていました。


幅は60cmで高さは40cmぐらい
アマゾンで買った10cmぐらいの厚さのインフレーターマットを敷いていました。
何が不満って幅の割にマットが狭いですし高さもあって圧迫感が強い。
とにかく気持ちよく眠れないのでした。
あとトレイルで搬送車がわりに使うことも多く、このベッドがなかなか邪魔でバイク積むのに苦労が多かったのも理由の一つです。

で、いつか改良しようと悶々と悩んでいました。

作り直すなら次のような仕様を目指しました。
・壁にしっかり寄せてデッドスペースを減らし、積載性を損なわず寝床の面積アップ
・高さを抑えて圧迫感を減らす
・折りたたみができるようにしてベッドとして利用しない際に積載性能を上げる
・奥の方の荷物を取り出しやすくする

上の二点はそのように作るだけなのでまぁ簡単な事なのですが、折りたたみ式の部分でなかなかいいアイデアが湧かず着手できませんでした。
実に悶々としていた期間は2年弱に及び、4月ぐらいにふとアイデアが湧いて改修を行うことに決定。
ヤザキの作品例にあった折りたたみベッドを見たのがきっかけです。



というわけでベッドを取っ払います



取っ払ったら邪魔なので速やかに解体
メタルジョイントではないのでパイプカッターを使ってバラバラにしました
今回はメタルジョイントを使ってパイプとジョイントの再利用ができるようにします



で、骨組みを新たにつくります
ワークスタンドがあるとパイプカッターで切るのがいくらか楽です



で、いきなりですが完成

しっかり折りたたみもできます
折りたたみのヒンジはJ-13Bを組み合わせています
広げる時には一度上に引っ張りあげてクリアランスを作って横に回転しながら倒します
横に広げ隙間を詰めてあげれば展開が完了します
折りたたみは逆の手順を踏むだけ
この機構のおかげで上に置く板の厚みを気にしなくてよくなるのが最大の特徴ですね。


車に積んでみました
ちゃんと測って作ったのでぴったりです


展開するとこんな感じ
このままだとガタガタするのでちょびっと敷いてある床板に固定しました


時間をなんとか作ってホームセンターへ
コンパネをカットしてもらって端っこを壁面に沿うように適当にカット
作ったフレームにのっけますとようやくベッドらしい見た目に


上にはピッタリでカットした15mmの銀マットを敷きます
カッターだけで簡単に調整できるのでやっぱり銀マットは最高です
インフレーターマットは僕にはフカフカすぎて眠りずらかったのでこのぐらいの硬さのほうがちょうどいいです

折りたたんだ状態の写真を撮り忘れてしまいましたが非常にしっかりしています
フレームだけだった時はガタがありましたがコンパネ敷いたら重さからかガタもなくなり動きもスムーズになりました

早速遠征に使いましたが広くなった上に高さも減ってものすごく快適になりました

なんだか細かい写真がないので気が向いたら写真を追加します

2018年5月20日追記
免許更新のおかげで山に行けなかったので追記します

これが折りたたんだ状態
ダウンヒルバイクとエンデューロバイクを乗せてもまだスペースに余裕があります

これがヒンジ部分
15cmにカットしたパイプを使っています
ちなみにパイプはイレクターからスペーシアに交換、ジョイントはスペーシアからヤザキ純正に交換しました
なんでかというとスペーシアのジョイントは若干キツく作られてていて、パイプは逆に少しだけイレクターに比べて細めです
ヒンジの動きを良くするためにジョイントはヤザキ、パイプはスペーシアがいいようです

で、動かすとこんな感じです
ヒンジの向きが変わって上に乗せてる側が開く方向に自由に動きます

ちなみに閉じた状態でもコンパネのっけていると重さのおかげか運転中もガタガタいうことは皆無です
ちょっとした腰掛けにも使えるし物置にも使えるので想像より便利になりました



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