HUNTリアハブのグリスアップ(Novatec XD642SB)

HUNTのホイールがとにかくうるさいので静かにしたいなと思いグリス交換をしてみることに。
先に結論を書くがうるささは解消できていない。
というわけでその過程を以下記載してる。

(追記)
入れたグリスの量が少なかったのではないかと思い、ホープのリビルド動画を見てるとけっこうガッツリとグリスを入れてるのがわかった。
というわけでグリスを多く入れることで若干の静音化に成功した。どのくらいの量かは最下部に追記する。




作業をする前の週に試しにシマノのフリーハブグリスを使ってみたが粘度が低すぎるせいかたくさん入れてみた割に全く静かにならなかった。

スリックハニーとかスラムバターみたいな粘度。
フリーよりアクスルとかに塗ったらいい感じなんじゃないかな…。

というわけでもう少し粘度の高いグリスに交換をしてみた。
今回使ってみるのはSim worksのシムグリース。


真っ青がイケてる。量も多くて死ぬまで使えそう。
これはクリキンBBの利用に最適とのことだがハブへの利用は特に触れられていない。
が、デュラグリスよりも若干程度粘度が低いしBBにOKだし耐水性とかもいいんではなかろうかということで使ってみることに。

というわけで分解してみる。


前回フリーハブグリスを塗りすぎたせいで溢れまくってるし掃除がめんどくさくて辛い。
しかも粘度も絶妙に低くてなんとも拭き取りにくい。



ちなみにフリーの爪を外すには握ると開くスナップリングプライヤーが必要。
手元のは先端1.7mmのスナップリングプライヤー。
ホーザンとかパークツールのカニ目レンチでも出来ないことはないんだろうけど試した限りではうまく外せなかった。



キレイにグリスを拭き取ったらシムグリースを塗っていく。
フリーハブグリスより粘度は高いのであんまり塗りたくると爪引っ掛からなくなりそうなので適度に塗ってみる。


そして元に戻して早速音量チェックをしよう。
どうでもいいけどノバテックハブはフリー取り付けるの簡単で助かる。
この前クランクフリーをバラしたけどマジで爪が収まらず困ったもんだった。

音量チェックにはiPhoneのアプリを使った。
これはグリスアップ前のフリーハブグリスを塗ってある状態。

控えめに言ってもうるさい。夜中だったら近隣からクレームがきても文句言えないレベルだ。
この70dBだったのがどこまで下がるのか期待が高まる。

で、これがグリス交換後

最大70dBが69dBになった!!!!!!!
平均値も交換前は65dB前後だったのが61dB前後に下がった!!!
数値上は僅かながら下がった訳だが体感的にはどうだろう?
ちょっと静かになったような気がしなくもないが正直変化は感じられない…

グリスの量が少なかったのだろうか?
回転は特に全く問題はないがこうまで変化がないとつまらないな…
ノバテックハブのメンテナンス性の高さだけわかった作業だった


(以下追記)
先日のグリス交換後、富士見パノラマで2日間走ってきた。
バラしてみるとグリスやっぱりケチりすぎたか?少ない気がする。



そういうわけでホープよろしくけっこうガッツリ入れてみることに。



けっこうベッタベタに入れてみた。
ひょっとしてもっと入れてもいいのか?
まぁ溢れてくるのが嫌だからこのぐらいにしておこう。

というわけで計測
まずグリス足す前はこんな感じ

最大75dBとかこの前よりうるさくなってる気がする。

それでこっちはグリス足したあと

すごい、今回はものすごい差が出た。
音の感じも明らかに変わった。
グラフが読みにくいが70dB前後あった音が62〜3dBまで落ちている。

そういうわけで前回はグリスの量が少なすぎたということがわかった。





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